ひとりめし

日々の食事と、思った事、感じた事をつらつらと・・・

まぁ、自分も独立したクチですが・・・

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味噌ラーメン、餃子、他に余り物などなど。

しばらくラーメン食べてなかったので、インスタントラーメンに炒めた野菜をのせて食べる。赤パプリカ入れてみたら、なんだかエスニックな見栄え。味はフツーの味噌ラーメンだけど。餃子は焼くだけのヤツ。割引になっていた生餃子を冷凍しておいた。だいぶ前に買ったものだったので、皮の合わせ目が硬くなってしまっていた。それ以外は何ともなかったけど。

 

ウチからクルマで1時間以上かかるところにあるパン屋に行った。かなり久々・・・何年ぶりだろうか。ご主人の持病の都合で、来週からしばらく閉店するという。今日行っておいて良かった・・・。

で、某国営放送で、5日でパン屋を開業できるという講座の事をやっていたのを見て、以前某有名人が「寿司屋で何年も修行するのは無能だ」という趣旨の発言をしていたのを思い出した。

確かに、寿司もパンも、それを作る技術だけなら1年かからずに出来るようになるだろう。寿司屋の修行は「茶汲み3年、シャリ炊き3年、握り一生」と言われる。この言葉は、寿司屋になるためには寿司を握る技術だけでなく、客のあしらいや材料の見立てなど経営のノウハウを身につける事が必要とう意味だとワタシは理解している。そのためには、ある程度の期間修行する必要があると思う。これは寿司屋に限らず、独立開業全てに言える事だ。

 

脱サラして独立開業するという話は、テレビでたびたび取り上げられている。でもそのテの番組は、開店初日に行列が出来てメデタシメデタシって終わり方が多い。問題はその後だ。開店初日なんてのは、チラシでもバラまけば行列なんて簡単に出来る。その行列に並んだ人達が、もう一回来てくれるかが勝負だ。ある調査によれば、開店直後の客がリピーターになる割合は3割あれば良い方だと言う。個人的に言わせてもらえば、1割いれば上出来ではないだろうか。

 

5日でパン屋を開業できる講座は、言ってみれば資格を取っただけの事。どんな資格だって取っただけでは仕事にならない。その点を勘違いすると痛い目にあう。独立開業をナメてはいけない。