コロッケ、余った衣でいんげんの天ぷら。
昨日作ったシェパーズパイの材料がそのままコロッケに流用出来ると思い、仕込んだ半分を味付けせずにとっておいた。で、今日はパン粉をつけて揚げたワケ。
真ん中の丸いのは、シェパーズパイに使ったジャガイモの残り。チーズを包んで丸めて揚げてみた。
ちなみにコロッケの中身はこんな感じ⬇️
マッシュポテト作るのに裏ごしまでしたから、コロッケとしては滑らかすぎたかも・・・。
今日、3月12日は、生きていれば85歳の親父の誕生日。 前から、誕生日にはコロッケを作ろうかと思っていた。昨年6月以来かな・・・。何かとジャガイモが好きだったから、自家製でもスーパーの惣菜でもコロッケは大好きだった。
亡くなる前日の夕食も、親父はスーパーで買ってきたコロッケを1個食べ、もう1個食べようか迷って半分だけ食べた。いつもそうなのだが、残りは翌日に食べるつもりだった。でもその残りを食べる事は無く、翌朝、意識を失ってそのままになってしまった。
「死ぬ時はコロッといきたい」なんて常日頃から言っていたけど、その通りだった。でも、その日も普通に過ごし、昼メシに食べ残しのコロッケを食べ、夕食にはまた新たに作った料理を食べてもらう・・・当然のように思っていた。自分も、おそらく親父自身も。
あれから7ヶ月・・・あれが最後の食事になるとわかっていれば、買ってきたコロッケなんかじゃなく、もっと美味いものを作って上げたのに・・・と、今でも思う事がある。