ひとりめし

日々の食事と、思った事、感じた事をつらつらと・・・

弥生初日

f:id:lom00:20150301203751j:plain

鶏の唐揚げ、潰さないポテサラ、人参といんげんのサラダ。

 

久々に唐揚げ作った。親父の四十九日以来かな・・・。

特売のジャガイモを買ってきてしまったので、古いものから順にとにかく消費。で、ポテサラ作ったのだけど、合わせる人参が多過ぎたので、別にサラダを作る。中途半端に残ったので、最後は一緒にしてしまったけど・・・。

 

写真に入ってないけど、エビの唐揚げも作った。

 

 そう言えば、揚げ物を作らなくなった。親父がいた頃は月に2回以上は揚げ物してた気がするけど・・・。炒め物もあまりしなくなった。野菜炒めとチャーハンはワタシの十八番なんだけど・・・。

 

それはさておき、最近気になる事・・・

 

疲弊する酪農家、バター不足の背景 なぜ生乳の生産量が減っているのか (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース

 

バター不足ってここ10年くらいずっと続いている気がする。確か2000年代に生乳が余りすぎて、製品にならずに大量に処分された事があった。それで農水省が生産量を減らせと言って、乳牛を減らさせた事があった。しかし減らしすぎてしまい、牛乳の生産を優先した結果、バターの生産量が減ってしまった。

 

間が悪い事に、それが少し回復してきたところで東日本大震災が起きてしまった。それで乳牛がまた減ってしまい、さらに円安による飼料価格高騰などによって、ただでさえ儲からない酪農をやめる人が続出して現在に至る。

 

牛乳は牛の乳である。んな事誰でも知ってるわ!と言われるかもしれないが、乳牛だからと言って何もしなくても乳が出るわけではない。それを知らない人は多いのではないか。ワタシも最近知った事であるのだが、乳牛は妊娠・出産させないと乳は出ない。だから、搾乳できるようになるには、出産できる年齢まで育てなければならない。

 

「役人は机上の計算で牛を減らせとか増やせとか簡単に言う。けれど、牛が乳を搾れるようになるまでには数年かかる。一度減らせばそう簡単に元には戻せない」

新聞記事に載っていたある酪農家の話だ。

 

「無ければ輸入すれば良い」という意見を聞く。

しかし、輸出してくれる国での生産が滞ったらどうなるだろうか。乳牛に限らず、農産物は工業製品のように計画生産出来るものではない。天候悪化などで生産量が減れば、自国消費を最優先にするのは当たり前。そうすれば、ただでさえ食料輸入量が多い日本はすぐに干上がる。東日本大震災の後しばらく、スーパーの棚からモノが消えたが、今の日本はあの状況と紙一重のところでバランスを取っているにすぎない。現在のバター不足は、それを現実として突きつけている。